早稲田方面にいい居酒屋さんがあると噂に聞き、2010年9月末に行ってみました。以前は山吹高校のところにあり、平成元年に現在の早大通りをちょっと入ったところに移った「小糸ちゃん」です。2010年でかれこれ29年になるそうです。
マスターとおかみさんご夫婦で切り盛りされていて、いろんな手書きのメニューやメッセージ的張り紙などがぬくもりを感じさせます。
ご夫妻ともに北海道のご出身で、北海道から沢山美味しいものを直送しているそう。野菜はシャキシャキ感がしっかりしていてみんな美味しかったけど、生トウモロコシの甘さにはこれまた驚きました!
ジャガイモ系もほっくほく。北海道のおじいちゃまから送られてくるもので、そのじゃがいもがないと絶対に作らないと決めている料理もあるそう。さつまあげなども釣ってきた魚からの自家製で、とってもコクがあり、深い味わいでした!しおからやキムチなども手作りなんだそうです。
どれもぷりっぷり!鮮度抜群のお刺身が盛りだくさん!
果実酒もかなりの種類手作りされています。何気なくカウンターに並べられた様子は、小糸ちゃんの真髄を垣間見た気がしました。
中でも目を引いた、「にんにく酒」。にんにくがお酒にたっぷり付け込んであるもの。一緒に行った男性陣はすべて「うわ~っ!」と言っていました。が、女性は「結構おいしいんじゃない?体もあったまりそうだし、お肌にもよさそう♪」などの意見も。是非みなさんチャレンジされてみては!?
〆のお好み焼きとお漬物。こういう何気ないものもしっかりおいしくて、一つ一つの料理にすべて感動があり、さらになによりも、ご夫婦の温かみが素晴らしいお店でした。お店が始まる前に、ご主人がのれんを出しながら、おかみさんに、「今日もがんばるよ♪」とにっこり言っていたのが印象に残っています。沢山の常連さんに愛されているのがうなずける素敵な空間でした!
■お店情報
「小糸ちゃん」食べログ
→地図(マピオン:こいとちゃん)
早稲田 鶴巻町