神楽坂のをと

六丁目の通りに面している、戦前から続く昭和10年創業の老舗、梅花亭さん。

国産の安心して食べられる自然食材を使い、手仕事で仕上げるこだわりが素敵です。



ご主人がひとつひとつどら焼きを焼くところなど、お菓子作りが店舗内から拝見できます。

ふわっとした感触が雲のような、「浮き雲」。唇にふれたとたん、その食べようとする口の力になにも逆らわないような、はかなげな感触がたまりません。


黒糖わらびもち。しっかり弾力があり、かつ自然の暖かい甘みで、ついついいくつも食べてしまいます。

色とりどりの生菓子などにも、合成着色料は一切使わず、自然の色であざやかにしているところがうれしいですね。


実は無添加の手作りジャムも売っていたり。

梅花亭さんの菓子折りは、色合いと良い、たたずまいといい、なんかとってもかわいらしく、人にあげたくなってしまいます。


2009年9月から、新作の神楽坂土産が発売開始になりました！
もなかで羊羹を挟み、表面の焼きで石畳を表現したそうです。
できあがるまでに１年かかった力作。黒ごまと白ごまをつかった羊羹で、とても香ばしく、甘さもさわやか。

梅花亭さんでは、特注もお願いできます。例えば子供が１歳の誕生日を迎えるときに背負う、一升餅。紅白で、白い方には子供の名前を入れていただけたりします。


2009年のまちとびフェスタの第三回ギャルソンレースでは、梅花亭さんの若きホープがみごと優勝されました。おめでとうございます〜！

■お店情報
「梅花亭」公式サイト
→地図（マピオン：梅花亭）

2009年10月から、北町交差点のちりめん亭さんの隣の隣のレンタルスペース（牛込中央通り沿い）で、不定期の日曜日にオープンしている、Kisetsuカフェ＆マーケットさん。

その季節美味しくて安全性の高い食べ物や、ワインなどを取り扱っていらっしゃいます。


「おいしい！」から始まる季節の食卓というのがテーマで、その季節の旬の食材とワインをご紹介いきたいそう。まずは、「美味しい」というのが大前提で、それに加えて、できるだけ自然で安全な、「オーガニック」ライフを提案していきたいと考えているそう。

店内は、オーガニック農産物が並べられていながら、フレンチミュージックのBGMがかかっていて、そのコラボレーションがまた独特の雰囲気を醸し出しています。


日本各地の農家さんなどから仕入れた野菜はもちろん、


お米や調味料やハーブティーなども。








Kisetsuさんのもう一つの目玉はワイン。ワインも丹誠込めて作られた農産物で、美味しいのにあまり知られていないもの、CPの高いものなどを紹介していきたいそう。テイスティングの量や、グラスでこちらで気軽にいただくこともできます。

海外に行くと週末あちこちで市場が開催されているのを見かけますが、そのように地域に根ざした定期的な市場の開催ができていったらいいな、と考えているそう。今後も、生産者を招いてのイベントなど、生産者と消費者が交流できるような場や食育に関するイベントなども企画予定だそうです。

2009年10月18日に行われた、オープニングパーティーPart1では、ワインやワインにあうおつまみが振る舞われ、和気あいあいとしたとってもいい雰囲気でした。オープニングパーティーPart2は、2009年11月1日の予定だそうですよ。

2009年11月のKisetsuカフェ＆マーケットは、1日、8日、22日開催。

■情報
「Kisetsu」公式サイト
地図（マピオン：きせつ　カフェ＆マーケット）

納戸町は、志ま平さんと上海ハウスさんの間に位置する、米膳さん。

お米屋さんとしては、なんと1890年代から続く老舗。戦中の配給などもやったそうです。



お米自体も売っていますが、「お米屋さんのおにぎり」として有名な米膳さんのおにぎり。いろいろ種類があって、どれも病み付きになる美味しさ。

素材の良さだけではなく、注文すると、奥で新たににぎってくれるという、愛情こもった作り立ておにぎりがいただけます。塩加減もお米の良さを存分に引き立てています。

現在季節限定で、「なんばん味噌」というのがあるのですが、なんばんという響きから、チキンが入っているのかと思っていたら違いました。青唐辛子とシソと味噌のコンビネーションで、辛いのが大丈夫な人にはかなり絶品！かと思います。

おにぎりだけではなく、普通のお弁当や、特性カレー、ハンバーグ弁当などもあります。月水金限定の、おにぎりと、小さなおかずが種類多く沢山詰まったおにぎりコンボなども人気だそう。

2009年10月現在、ちょうど、お店の前に稲穂が実っていますよ〜。

■情報
「米膳ひらの」食べログ
地図（マピオン：米膳ひらの）