忍者ブログ

神楽坂のをと

神楽坂グルメ&イベント等の主観的地域情報

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『マーガレットの神楽坂日記』Margaret Price

マーガレットの神楽坂日記
1995年8月

オーストラリア出身で茶道家・ジャーナリストとして活躍するマーガレット・プライスさん。彼女が1992年〜1994年に連載していた英語学習誌や月刊誌のコラムを一冊の本にまとめたもの。この本が出版されたのが12年前ですから、この本の内容自体はもっと過去の物です。そのころ一人の外国人が神楽坂で日本文化に敬意を示しながら生活する様子がうかがえる。街の色んな方とコミュニケーションしている風景が普通に描かれていて、会話の中に、紀の善のおかみさんや、昨年末に惜しまれながらシャッターを閉めてしまった巴有吾有のご主人なども登場する。

神楽坂は大きな部分を占めるが、それだけではなく、茶道や漆に挑戦しながら日本文化全体にとけ込んでゆくマーガレットさんの姿が微笑ましく浮かんでくる、とても読みやすい本。

PR

『神楽坂ホン書き旅館』黒川鍾信

神楽坂ホン書き旅館
2002年5月

神楽坂の特集などがあると、必ず神楽坂の顔として登場する旅館、「和可菜」。その和可菜ができるまでと、できてからのストーリー。今はホン書き旅館として知られている和可菜も、初めからホン書き路線ではなかったんだ!(「ホン」とは本とちがって、映画・芝居・TVドラマなどの台本を指す業界用語。)名前も初めから「和可菜」ではなかったんだ!などという裏事情も垣間みられるかも。

神楽坂には猫が実際に多いけれど、神楽坂の住人やホン書き旅館の滞在者などを「犬ではなくて猫型」と例えているところも興味深い。猫型人間の多いところには自然に猫が集まるのだろうか?

ちなみに、この本にもでてくる和可菜の猫メメは、先月2007年3月に大往生されたようです。この本は2002年のものですから、メメちゃんの普通に暮らす様子や、その前の花子(オスだけど)の話なども。

日本映画に詳しい人は、作品名や俳優名がどっさりでてくるのでさらに楽しめるかも。和可菜が影で日本映画を支えて来たんだということがしみじみと伝わって来る本。

■他ブログ関連記事
神楽坂遠景 -Phase 0.5-


『モダンキモノでお出かけ』着物雑誌

モダンキモノでお出かけ
2006年6月 イースト・プレス

着物で出かけたくなる、神楽坂を含め9つの首都圏の街を紹介。神楽坂の和のおかいものや、和服で寄りたくなるカフェなど。

雑誌の表紙(とp25)の着物の着こなしがとってもかわいい。内側の黒いレースを裾から出し、帽子もかぶりパンプスを合わせる。着物はもちろんしきたりなども多いけど、それに従うだけでなく、自分らしさを取り入れたスタイルは素敵。その他の着物のコーディネートもモダンでかわいくしかもシックで、見ているだけでとてもうきうきした気分になる雑誌。

■フリーエリア
■フリーエリア
■著作権・コメント・TB
神楽坂のをと内の、写真・文章などすべての制作物の著作権は、管理人のばぁ茶んに属します。使用はご遠慮ください。

トラックバック(TB)は、「神楽坂のをと」へのリンクがあるものに限り、承認後に表示の形をとっています。
■カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
■各種ツール
■最新トラックバック
■検索
■書籍


ブログ「神楽坂のをと」がみなさまのおかげで書籍になりました!詳細はこちらの記事からどうぞ↓

神楽坂のをとが本になりました!
「神楽坂のをと本」を見てきました!

楽天Amazon
■神楽坂リンク集
サイドにあったリンクは 、以下のページへ移動しました。
情報
和食系
欧州系
エスニック系
バー系
カフェ・ケーキ・お茶など
ショップなど
学び
すべて(3ページ)
■地球のほほえみオンラインショップ
■アンケート
■問合せ&情報提供
■Web翻訳
■参加中

にほんブログ村 地域生活ブログへ
■アーカイブ
■バーコード
■プロフィール
HN:
ばぁ茶ん
性別:
非公開
自己紹介:
元神楽坂在住。世界中をぶらぶらと散歩することと、心のこもったおいしくて凛とした料理を食べるのが大好き。
■リンク歓迎!
「神楽坂のをと」へのページリンクはご自由にどうぞ!
トップに限らず、都合の良い記事のページをどんどんリンクして下さい〜!
■サイト内検索