神楽坂のをと

お手軽な値段で、バランスよくほっとするような定食が食べられるお店、「旬菜だいにんぐ OKKO」。「いわゆる定食屋」という雰形囲気はあまりなく、メインディッシュも、昼の場合、「肉、魚、菜」のメニューの中から選べ、小鉢も沢山の種類の中からその日の気分で自分で３つチョイスできる。お茶碗ひとつにしても、みんな同じではなく沢山の種類の中から今日の気分にあったお茶碗を選べる。今日は深めの黒っぽい器にしてみようかな？なんて迷ってしまいそうで、なんだかおうちにいるようなほっとする場所。カウンターの中も、元気なおかみさんを始め女性ばかりで、店内も白い壁に木のぬくもりのある色調でまとめてあり、森の中の小さなペンションで朝ご飯を食べているよう。また、器に盛られたご飯が出てくるのではなく、こちらで選んだ器をカウンターごしにお渡しし、普通のご飯か混ぜご飯を「よそってもらう」のも、なんだかあったかいサービスだなぁ、と気持ちがほぐれる。




私は小食じゃないけど、一度に沢山食べられなかったりするので、バイキング形式は実はとても苦手。でもここはもちろんバイキングではないですが、「しっかりひとつひとつの小鉢まで自分で選べるのに、ちゃんと最終的にはちょうど良い一食分」になるところがとてもツボにはまった。早い時間にいくと、びっくりするぐらいの種類の小鉢から好きなものを選べます。ご飯も、少なく食べたい時は小さめのお茶碗にすると、少なめにふわっとよそってくれる。



なんだか勝手にここのうちの子供になった気分になってしまい、またお母さんのご飯を食べるような気分で来てしまいそうですね。

■お店情報
「OKKO」食道楽
→地図（マピオン：OKKO）

■他ブログ記事
たきおの神楽坂ランチ日記

うどんが食べたくて「しんと」へ行ってみました。ここはお店は同じでも手打ちうどんのお店としては「心人」、BAR・和国籍料理（←和国籍料理と書いてある）のお店としては「SHINTO」というご主人のこだわりがあるようですが、看板にはひらがなで「しんと」とかいてあります。営業中のときには「今、やっとんがやっちゃ〜」という札がでていますが、どこの言葉でしょうかね？「ちゃ」で終わるので北九州のほうかな？

店員さん達もとてもあったかい感じ。ふらっときたおばあさんが注文をしてだいぶ経ってから「あらぁ〜、こんなメニューもあるのねぇ、やっぱりこっちにするわ」と言ったので私はのけぞったのだが、お店の人は「ハイ、いいですよ〜」と言ってあげていた。絶対もう作りに入っていた時間なのに・・・と思っていたら、そのおばあさん、またそれから３分ぐらいたって「やっぱりはじめにたのんだのがいいわ〜」などと言い出したわけで、実際もう２度もつくりかけているし、ちょっと困りますよね。でも店員さん達のおばあさんに対する接客がとてもよかったです。


なにはともあれ、ご主人自ら麺を、お客さんにみえるところで手打ちしてくれます。


木の丸太の椅子で、店内もなんかおちつく。テーブルにでているセルフサービスのお冷やも、水や麦茶ではなくジャスミンティーなところが好き。コップもグラスではなくかわいい湯のみのところもいいな、と思う。


このお店のところどころに書いてある「何んにもないから　何んでもできる」のフレーズ。あとお地蔵さんの絵。テーブルにも小さいお地蔵さんが置いてあったりする。かわいい。



うどんは太くてしっかりしている。食べ途中や食べ終わり頃にのびてしまうということもなく、いい感じでシコシコです。

■お店情報
「しんと」食べログ　東京グルメ
→地図（マピオン：しんと）