神楽坂のをと

五丁目の通り沿いにそびえる和菓子の五十鈴さん。毘沙門天から坂上方面へ３軒目です。

1946年（昭和21年）の創業ということですが、戦後の混乱の中すぐに始められたというのは、想像するとすごいですね！

沢山の神楽坂土産になるようなお菓子をあつかっていらっしゃり、常連さんも多く、来る人来る人、「いつものアレ」とか言ってお買い求めになって行っています。


おかみさんがとても親切で、この日も日本語を話せない外国人観光客が買いに来ていましたが、優しく忍耐強く説明する姿に、お客さんも安心して買って行かれていました。


（左）パイ生地にクルミと餡がくるまれた神楽坂饅頭。
（右）五十鈴さんと言えば甘納豆が有名ですが、 栗の季節には栗甘納豆なども。


（左）みたらし、あんこ、えだまめの三色おだんご。特に枝豆が爽やかで豆の甘みも感じられて大好きです。
（右）大体９月〜12月頃の限定の栗むしようかん

思わず嬉しくなる、人気の「華車」というもなか。なんと中に３種類のあんこが入っています！食べる方向に寄って違うものが出て来て、見た目も可愛くとっても楽しい一品。ずっしりしていて食べごたえもバツグンです。

■お店情報
「五十鈴」新宿逸店逸品
→地図（マピオン：いすず）

六丁目の白銀公園近くの隠れ家カフェだった、日本茶の茜やさん。

2009年10月に袋町に移転されました。
しかもまた隠れ家的な場所に！

神楽坂方面から見て、北町への入り口と中町への入り口のちょうど真ん中辺りの袋町側。こんな感じの私道っぽいところを入った左手です。この道を入るところには、向かって右側に野島商店さん（白い建物）があり、左側には電信柱（2009年10月現在、内野医院さんの広告アリ）があります。





以前はお二階でしたが、今度は一階なので、小さなお庭も。

茜やさんの、なんかとーってもきもちよーくくつろげる雰囲気は変わらず健在。あかりの使い方も茜やさんって感じで落ち着きますね。

（移転前の記事はこちら）

■お店情報
「茜や」公式サイト
→地図（マピオン：茜や）

六丁目の通りに面している、戦前から続く昭和10年創業の老舗、梅花亭さん。

国産の安心して食べられる自然食材を使い、手仕事で仕上げるこだわりが素敵です。



ご主人がひとつひとつどら焼きを焼くところなど、お菓子作りが店舗内から拝見できます。

ふわっとした感触が雲のような、「浮き雲」。唇にふれたとたん、その食べようとする口の力になにも逆らわないような、はかなげな感触がたまりません。


黒糖わらびもち。しっかり弾力があり、かつ自然の暖かい甘みで、ついついいくつも食べてしまいます。

色とりどりの生菓子などにも、合成着色料は一切使わず、自然の色であざやかにしているところがうれしいですね。


実は無添加の手作りジャムも売っていたり。

梅花亭さんの菓子折りは、色合いと良い、たたずまいといい、なんかとってもかわいらしく、人にあげたくなってしまいます。


2009年9月から、新作の神楽坂土産が発売開始になりました！
もなかで羊羹を挟み、表面の焼きで石畳を表現したそうです。
できあがるまでに１年かかった力作。黒ごまと白ごまをつかった羊羹で、とても香ばしく、甘さもさわやか。

梅花亭さんでは、特注もお願いできます。例えば子供が１歳の誕生日を迎えるときに背負う、一升餅。紅白で、白い方には子供の名前を入れていただけたりします。


2009年のまちとびフェスタの第三回ギャルソンレースでは、梅花亭さんの若きホープがみごと優勝されました。おめでとうございます〜！

■お店情報
「梅花亭」公式サイト
→地図（マピオン：梅花亭）