久しぶりにラストリカートさん再訪。
注)ラストリカートさんは2008年3月より店内写真撮影禁止になっています。唯一例外として、「お子様と一緒の日」だけは撮影も可能ということでお伺いしてきました。
「お子様と一緒の日」というのは、お子様のためのお食事の日ではなく、いつも肩身の狭い思いをしながら(?)レストランにいっていらっしゃったり、もしくはお子様ができたことがきっかけでレストランにいかなくなってしまったご両親に、ゆっくりおいしいものを、という、2005年から始まった素敵な企画(詳しくは
お店のウェブサイトの「料理のご案内」をご参照)。
○歳以下のお子様お断り、というレストランもあるなか、ラストリカートさんのこの日は、「お子様連れ、または妊婦さんのみ」ということ。逆に「子供を連れていなければ入れない」というすばらしい発想ですね。みなさんお子様連れであれば、小さい子がいるご両親にとって、本当の意味で気兼ねなくゆっくりできそうですね。
はじめはお子様の日は奇数月の第三日曜日だけでしたが、好評のため現在では毎週日曜日のランチがそうなった、というのもうなづけます。
アペタイザー
大根のスープ・鮮魚のカルパッチョ・自家製スモークサーモン・白レバーパテのクロスティーノ・パルマ産生ハム・マッシュルームのフリット
ラストリカートさんは、自然栽培(有機栽培よりさらに自然)にこだわっていらっしゃり、より安全で味が濃くておいしい野菜がいただけます。
せっかくの野菜の鮮度を失わないように注文を受けてから野菜に包丁をいれるそう。素材そのものの味がしっかり味わえて、しかもシェフの腕がひかる素敵なお料理ばかり。
もちろん野菜だけではなくお肉やお魚もこだわっていらっしゃり、ちゃんと生産者の「顔の見える食材」を使っていらっしゃる安心感がありますね。
ゴルゴンゾーラチーズと本日の野菜のクリームソースで和えたフットチーネ
北海道産ホタテと本日の野菜、フレッシュトマトのフットチーネ サルディーニャ産カラスミ添え
和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 自然栽培の玄米・黒米・赤米の焼きリゾット添え
オーストラリア産骨付き子羊のグリル カチャトーラ風ソース
お肉を外すと下にお野菜がたっぷり。
一つ一つが本当に大事に育てられた味で、野菜ってこんなに美味しかったのか、と再認識。うちでも野菜は有機野菜を意識して購入していますが、そういうレベルのものとはさらに数段も違ううまみ。味わうたびに幸せを感じます~。
ガトーショコラクラシコ キャラメルのジェラート添え
青森産洋なしの赤ワインコンポート スプマンテのジュレとバニラのジェラート添え
本当にゆっくりとした時間を、ひとつひとつ感想があるおいしい料理とともにすごせ、大満足。ソムリエさんのこちらへの手の差し伸べぐあいもちょうど良く、気持ちのよい空間でした。
あと、感動したのがコレ!!2009年から「お子様と一緒の日」には、なんとおむつ替えスペースが用意されています。おむつ台だけではなく、物が置ける準備台もきちんとあり、おむつ、おしりふき、ウエットティッシュ、綿棒などの備品もそろっています。写真にはありませんが、背もたれのついた椅子が並べられている授乳スペースもありましたよ。ご両親の立場にたったサービスが至れり尽くせりです!
もちろん全席禁煙なのもうれしいですね〜!
(お子様の日ではないときも、2009年より個室以外は全席禁煙になったそうです)
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