お料理も一流だけど、なによりもサービスが本当に心がこもっていてうっとりするような、ラ・トゥーエルに行ってきました。店内はコテージ風のつくりで、決してごちゃごちゃゴージャス感を出している感じは全くない。シンプルに、でもものすごく気持ちのよい時間を、木のぬくもりの中、支配人やギャルソンのサービスで感じられる空間。
まわりさっくり、なかもちもちのパン。バターの香りがふんわりしっとり。
1つ目の前菜
オマール海老のコンソメジュレ
ウニ、キャヴィア、オマール海老添え。
ウニのこくがマイルドに口の中にほんわり広がるりながらも、キャビアやオマール海老がしゃっきり引き立ててくれる、たまらないコンビネーション。
本当は、相方の始めの前菜もオマール海老のコンソメジュレだったんですが、出てきたあとに「あ!」ということに・・・。メニューにはミルクの文字がなかったので油断していたんですけど、相方はミルクアレルギーなのでした。でも私たちがお店の方に伝えていなかったのが悪かったので、いいですいいです、と言ったのだけど、お店の人は快く急遽お取り返してくれた。そしてこのズワイガニのサラダ風を持ってきてくれたのでした。そのサービスの身のこなしがまた、うなってしまうほど自然で優雅だった。
2つ目の前菜
フレッシュフォアグラのソテー
イチゴのコンポートソース
イチゴのあまずっぱい香りがバルサミコソースによく合う。
またこれは・・・フォアグラがダメなので、このホタテとサーモンのマリネ?みたいなものをわざわざ作ってもらいました。あ、でもこれは、「フォアグラ」とメニューにあったので、ちゃんとオーダー時に伝えましたので、事前に作ってもらいました。
前菜の後の魚料理
さごしのポワレ
わたり蟹のソース。
濃厚な前菜の後は、素材の味をそのまま楽しめるようなさっぱりお魚が心地よい。
ここでお口直しが入るところが、ラ・トゥーエルさんの素敵なところの一つ。この日はシャンパーニュのグラニテか、カプチノーのコンソメスープだった。私たちより前に来ていた人たちが食べているグラニテをみたらちょっとピンクがかっていたので、そういうときは合成着色料アレルギーがある私は注文するときに確かめる。少々はいっているとのことなのでカプチーノコンソメスープにした。私にとってはアレルギーは死活問題?なんだけど、時々レストランで聞いてもギャルソンさんがすぐにははっきり分からないような対応をされる時があるけれど、もちろんここではそんなことはありません^^。逆にむしろ、このカプチーノコンソメには、上のホイップ状になっているところに少しクリームが使われているのだけど、それが先ほどお連れ様がミルクアレルギーがあると伺いましたが問題ないでしょうか、と支配人が先回りで気を使ってくれました。
和牛リブロースの網焼き
ポワヴラードソース。
骨付き仔羊のロースト
にんにくとタイムの香り。
シェフのイマジネーションデザート。
こちらから何も言わないし、お店の人も何も聞かなかったが、自動的に相方の物には、下の方のミルク部分が取り除かれ、私のには入っていなかったフルーツが添えられていた。ものすごく気持ちのいいサービス。恐れ入ります。
味だけではなく、常にお客さんの立場になって臨機応変なサービスを自然に心地よくしてくれるお店の方々。そんな雰囲気を味わう為だけにでも毎週来たくなってしまうような、そんなほっとする一流のおみせ。またしっぽりと訪れたいと思います。
■お店情報
「La Tourelle(ラ・トゥーエル)」公式サイト
→地図(La Tourelle)
禁煙度:***** 全席禁煙(常時)
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