普通の家庭の20倍の火力でささっと作るので美味しいチャーハンが食べられる、というお店。1階のお店でも外から中が見えにくいデザインになっているので、なんだか落ち着くのでは?色も茶色と緑と白で、シックな色使いでかつナチュラルな雰囲気がして気持ちがいい。
ランチは基本的にいろいろなチャーハンセットなのだけど、その中に一つだけ「エジプトの混ぜご飯 コシェリ」というメニューが。これはご飯を炒めていないし、なぜにひとつだけいきなりエジプト風?とおもったら、ご主人は昔エジプト料理店で働いていたんだそう。そのときに良かったメニューで、しかも、一説ではこれが中国のチャーハンの原型になったともいわれている古い時代からの料理なんだそうです。
これがコシェリランチ。多分他のランチもそうだとおもうけど、お味噌汁、サラダ、デザート付き。
この上にのっているソースはトマトとミートソースなんだけど、時間をかけてゆっくり煮込んであるそうで、トマトの甘みが私はたまりませんでした。その上にフライドオニオンがのっているので、いっそう甘みを引き立てます。
エジプトにはコシャリ屋さんが沢山あるんだそう。コシャリとはアラビア語で混ぜるという意味で、ご飯が真っ赤になるまでよく混ぜて食べるんだそうです。混ぜるとき、このようなニンニクのお酢(カル)と、唐辛子オイルをガッツリかけるのが美味しいという。私もその後の予定を気にせず、両方ふた周りほどかけてみた。ニンニクのお酢がまた濃厚で、しかも上のソースとよくからみあい、鼻にぬける美味しさにうっとりしてしまいました。
私はエジプトに行ったことないので、コシェリが懐かしい〜とかは思わないんだけど、エジプトで食べたら、そうそう、これこれ!って思うような一品なんでしょうね。なかなかこのあたりでエジプト料理を食べる機会がないので、ここは貴重な場所ですね。
デザートの杏仁豆腐もぷるんぷるんで、杏仁の香りがしっかり出ていてさわやかな一品。
「幸せのはし」というのは、美味しいものをたべるお箸のはしと、何かと何かをつなぐ架け橋のはしでもあり、そういうことをひっくるめて、みんな幸せになってほしいな、ということらしいです。ご主人も頼りがいのあるお兄ちゃんみたいな感じで、気さくさがまたいいですね。
■お店情報
「幸せのはし」東京グルメ
→地図(マピオン:幸せのはし)
■他ブログ記事
ツヨ吟松柏木(仮)
神楽坂 天神町 中里町 江戸川橋通り
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