神楽坂上の交差点から交番の脇道をちょっとはいったところのこだわりの茶館「パレアナ」。神楽坂祭りのときにはパレアナ連として阿波踊りも披露していたほど、「何かがうまれる」お店。
カフェを始めようと思って豆を選んだんじゃなくて、「この豆にであったからカフェを始めようと思ったのよね。」とおっしゃっていた。それだけ愛されているコーヒーは幸せですね。
10年前のオープンなのですが、その頃から徹底して「禁煙」を守り通しているのだそう。10年前なんて最近の気もするけど、実はスタバも上陸していなかったし、喫茶店と言えば、タバコをくゆらしながら珈琲をすするところ的なイメージがまだまだ強かったはず。そんなご時世に、風当たりの強い中ポリシーをつらぬいてきたオーナーのこだわりが感じられます。
そしてランチのような食事系のものを出さないのも、食べ物のにおいがコーヒーの香りに混ざるのが悲しいとのことで、こちらもこだわって守り通していることだそうです(スウィーツやお茶うけ系はあります)。
ご主人が自費出版されている「パレアナ」という少女の物語。もともとアメリカかなにかでそういう話があるらしい(有名らしいんだけど私は存じ上げませんでした)ので、それを少しアレンジして翻訳されたものだそう。市場に出回っている本ではなくて、ここの茶館でしか購入できない品。私も購入してみたが、読むのはこれから。とても感動でなにか気づきメッセージが練り込まれている作品らしく、オーナーは世の中のできるだけ多くの人にこの本を読んでほしいんだそう。よかったら、お友達とかにも読ませてみてね、とおっしゃっていました。
■お店情報
「パレアナ」かぐらむら
→地図(マピオン:パレアナ)
禁煙度:***** 全席禁煙(常時)
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